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ERSとブラウンフィールド
WHAT'S BrownField? → English Page
ブラウンフィールド(Brownfields)とは汚染された土地に関連する造語です。今から10年以上前に米国で使われはじめました。国や文化が変われば土地に対する価値観も変わるため、この用語は国によって意味するところが異なります。以下に欧米で使われている定義をご紹介しましょう。ちなみに日本ではブラウンフィールドは正式に定義されておりません。

≪米国の定義(ブラウンフィールド法)≫
危険物、環境汚染、汚染物質の存在、あるいは存在の可能性があるために拡張、再開発または再利用することが難しくなっている不動産
≪ヨーロッパの定義(Cabernet)≫
その土地や周辺の土地の従前の使用により影響を受けている。
管理がなされず、活用されていない。
主として、全域あるいは一部が都市域として開発されている。
再び有効利用するには、てこ入れが必要である。
汚染の問題が現実にある、あるいはあると考えられている。
なぜERSはブラウンフィールドに注目しているのか?
日本に先立って欧米では土壌汚染が社会問題として浮上した歴史があります。そのため、汚染対策検討において多くの経験をもっています。もちろん、国や文化が変われば土地に対する価値観も変わるため、欧米諸国にみられる歴史経緯が日本にそのまま当てはまるということはないでしょう。しかし、ERSではこれからの日本の都市部再生を検討していく上で、欧米諸国の経験知は分析するに十分値するし、そのフィージビリティーを検討していく姿勢は必要であると考えています。
活動内容
1) 環境メルマ(毎週金曜日に全国に発信!)
目次一覧 (こちらから環境メルマ各号を閲覧できます。)

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〜環境メルマ”Brownfields”の仲間からこんな感想をいただきました〜

米国のブラウンフィールド事情が非常にわかりやすくまとめられており、大変勉強になりました。法や制度などの行政側から考えられる課題と、事例の中に出てくるコンサルタントやディベロッパーなどの視点からの分析、課題が具体的に示されていて、どちらの立場も理解することが出来ました。また、一つの事例に対して、サイトの説明から実務段階の流れの詳細まで書かれているため、とても参考になります。日本より数段進んだ制度の出来ている米国においても、プロッフェッショナルが法制度を十分に把握し、うまく利用して資金調達をやりくりしている実情に、ブラウンフィールド問題の解決に欠かせない資金調達の難しさを深く感じました。その壁を乗り越える一歩としても、日本でもブラウンフィールド再生専門の企業が発展していくことが欠かせないと思います。
(倉田 遥さん)

環境メルマ2006は、ブラウンフィールドに関する法律の説明や事例だけではなく、米国各州の歴史や風土、産業等との関係とともにまとめられていて、とても読みやすいです。ブラウンフィールドは、土地を買うなど自分が直接的に土地との関わりを持たなければ実感を持ちにくい問題ですが、メルマを通して、この問題が私たちの生活の基盤である土地に関する重要な環境問題であるということに気づかせてくれます。ブラウンフィールド問題の解決にはさまざまな壁があり、法律、金融、技術等の専門家の知恵の統合が必要であることがわかりました。私はよりよい環境づくりには一人ひとりの高い環境意識は共通して欠かせないものであると感じています。今後もブラウンフィールドを多くの人に知ってもらい、暮らしやすい環境づくりを考えるきっかけとして、ブラウンフィールド情報を発信していってください。
(本多 真美さん)

BF問題でのアメリカのこれまで取り組みは、上手くいったことも行かなかった事も、経験として蓄積され、改善が進み今も進化していることが解りました。20年?の遅れがある日本ですが、アメリカの現状を参考にしていくことで、この時間ロスを埋めることができると思えます。(事実環境省や国交省での取り組みはこれを踏まえているように思えます)
また、問題解決には行政の果たす役割が非常に大きいことがわかりました。民間での事業は採算ベースにならないと出来ない以上、短期的には不採算でも公益にかかる問題の解決には基本的に行政のインセンティブが不可欠ということが理解できました。補助金、税額控除、技術的支援など色々なインセンティブが紹介されてましたが、日本でもこのようなインセンティブが必要なんでしょうね。土壌汚染による経済活動の不都合は、円滑な土地取引や土地利用の阻害にあると思います。であれば、土地取引に薄く広く課税し、それを財源にフェーズ1補助やBFの買収や対策を進めればよいのでは?と考えましたがいかがでしょうか。個人も法人も土地取引の主体であり、土地取引における土壌汚染リスクが回避できるなら、納税者の理解も得られるのではないかと思いました。
(加藤 嗣一さん)

2) 論文・書籍
 
●坂野(2005) 「新環境学 米国の土壌汚染調査」 日経エコロジー、10月号pp.70-71及び 11月号pp.60-61
●坂野(2005) 「アメリカのアスベスト対策について」RMJ No.78、pp.29-33
ASTMインターナショナル標準ガイドE2137-01:
  「環境問題に対する金融費用と負債の見積もりのための標準ガイド」(日本語翻訳版)
ASTMインターナショナル標準ガイドE2173-01:
  「環境負債の情報公開のための標準ガイド」(日本語翻訳版)
●A. Murayama, K. Banno, S. Ishii, T. Kurose and T. Sato
  "Toward the Integration of Brownfield Rehabilitation and Planning Methodologies: Case Study of Keihin Industrial Area, Tokyo,
  Japan", Brownfields 2006 : Third International Conference on Prevention, Assessment, Rehabilitation and Development of
  Brownfield Sites, 19 - 21 July 2006, Tallinn, Estonia
●佐藤(2006) 「ロンドンは今 持続可能な五輪を目指す」 都政新報11月掲載
●坂野(2007) 「特集:ブラウンフィールド問題〜土壌汚染が原因となった遊休地の再生に関する課題と海外の事例〜」
  日本工業出版 「環境浄化技術」 9月号
●坂野(2007) 「特別寄稿: ブラウンフィールドの歴史とブラウンフィールド事業における技術者の役割」
  土壌環境センター 「技術ニュース −第13号−」

3) 参加会議(国内&海外)
海外
米国ブラウンフィールド会議2005、コロラド州 デンバー
米国ブラウンフィールド会議2006、マサチューセッツ州 ボストン
●WIT ブラウンフィールド会議2006 エストニア共和国 タリン
米国環境銀行家協会 〔Environmental Bankers Association (EBA)〕 (年2回)
RTMカンファレンス (2005年から出席)
●第5回 塩化物および難分解性化合物のレメディエーション関する国際会議、 米国カリフォルニア州 モントレー
●第11回 土壌汚染、有害廃棄物サイトマネジメントに関するショートコース、 カナダ オンタリオ州 トロント
ASTMインターナショナル PhaseT環境サイトアセスメント トレーニングコース、 米国ワシントン州 シアトル
第2回都市の土地管理に関する国際会議(REVIET & CABERNET 2007)、 ドイツ シュトゥットガルト市
●第6回 塩化物および難分解性化合物のレメディエーション関する国際会議、 米国カリフォルニア州 モントレー

国内
●NPO日本都市計画家協会懇話会 2006.1.10 @日本都市計画家協会会議室
  ERS坂野 講演タイトル 「さけて通れぬ土壌汚染(ブラウンフィールド)米国事情を聞く」
●第12回 地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会 ポスター発表
  pdfポスター1:138KB) フェーズT調査における環境専門家の役割
  pdfポスター2:138KB) ブラウンフィールド再開発事業におけるInstitutional Controlsの役割
  pdfポスター3:138KB) ブラウンフィールド事業に学ぶ環境情報の重要性と有効活用法
  pdfポスター4:138KB) 米国「Triadアプローチ」に対する考察
●おおさかATCグリーンエコプラザビジネス交流会
  第17回 水・土壌汚染対策研究部会セミナー 〜土壌汚染と土地取引〜
  ERS坂野 講演「汚染土地活用の方向性 〜海外の取組・成功事例〜」
●2006土壌・地下水環境展 2006.10.11-13 @東京ビッグサイト
  ERS坂野 発表タイトル 「ブラウンフィールドとビジネス」(鹿島建設ブースにて)
  pdfプレゼンテーション資料:540KB)
●第13回 地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会 ポスター発表
  pdfポスター1:164KB) 期待値法による環境負債評価に関する考察
  pdfポスター2:190KB) 土壌汚染の未然防止を目的としたリスクマネジメントの実施例
  pdfポスター3:315KB) 公的機関が保有する環境情報の活用について
  pdfポスター4:281KB) ドライクリーニング溶剤による土壌・地下水汚染に対する制度を利用した対策・管理および未然防止について
資産除去債務と環境債務 ―不動産・設備に関わる会計基準の最新動向―
  ERS坂野 講演タイトル 「期待現在価値技法を用いた債務の測定方法」
●2007土壌・地下水環境展 2007.9.12-14 @東京ビッグサイト
  ERS坂野 発表タイトル 「環境負債と企業価値」(鹿島建設ブースにて)
  pdfプレゼンテーション資料:419KB)
●人口減少時代のまちづくり研究会 2007.6.2
  ERS中村 講演「ブラウンフィールド開発とグリーンビル」 〜低炭素で持続可能なまちづくりに向けて〜
●第14回 地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会 ポスター発表
  pdfポスター1:354KB) 土壌汚染リスクの統計分析例と不動産取引スクリーニングへの活用について
  pdfポスター2:377KB) フェーズTによって得られたサイト特性と土壌調査事例への統計的解析アプローチ
●第15回 地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会 ポスター発表
  pdfポスター1:416KB) フェーズTサイトアセスメントにおける情報の重要性
  pdfポスター2:909KB) 鉛の人為的バックグラウンド
  pdfポスター3:376KB) Vapor Intrusion (VI) 〜ある曝露経路の変遷と現状〜
●第16回 地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会 ポスター発表
  pdfポスター:248KB) 土壌汚染に関する情報提供のあり方について
  土壌汚染地についての情報提供サービスを企画しております。
  お気軽にお問い合わせ下さい。  03-5786-0093(環境部直通)

委員会等
環境省 ブラウンフィールド対策手法検討会 調査部会 (平成17-18年度) 坂野
東京都環境局 土壌汚染に係る総合支援対策検討委員会 (平成18-19年度) 中村
経済産業省 「土壌汚染を巡る課題と対応の在り方」検討会 (平成18-19年度) 坂野
 

4) メンバー
米国環境銀行家協会 〔Environmental Bankers Association (EBA)〕
ASTMインターナショナル E50委員会
(社)土壌環境センター
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