建物環境リスク調査

Environmental Risk Assessment

建物環境リスク評価

Environmental Risk Assessment

建物の環境リスクの有無を把握するために

建築設備・建築仕上等からの環境リスク、建築物における衛生的環境の確保に関する法律(建築物衛生法)への対応、廃棄物の扱い等について、書類調査、ヒアリング調査および現地調査により評価します。

建築設備・建築仕上等の環境リスク

建物内あるいは建物外へ排出する危険物や有害物質の有無を把握し、使用・保管・点検状況により、建物使用者への健康影響の可能性や周辺への拡散防止、危険性、手続きの履行状況等について評価します。

【調査項目】
・アスベスト
・PCB
・オゾン層破壊ガス(フロン・ハロンガス)
・大気汚染(ばい煙等排出ガス)
・危険物・特殊薬液等貯蔵施設
・排水関係(雑排水槽、浄化槽等からの排水)

建築物衛生法関連

建築物における衛生的環境の確保に関する法律(建築物衛生法)で定められた測定・点検・清掃の記録により、関連規基準と照合し、衛生的な環境の確保が図られているか評価します。

【調査項目】
・空気環境
・飲料水質
・空気調和設備用水質(冷却塔、加湿機、空調機の衛生状況)
・雑用水質
・害虫・害獣防除

廃棄物

建物からの廃棄物の有無を把握し、廃棄物保管状況とマニフェストにより、排出されるまで適正に保管され、処分場で適正に処分されているか評価します。

【調査項目】
・産業廃棄物

その他、「仕上塗料(鉛を始めとする有害重金属及びその他塗料含有物質)」、「地下室の換気設備(ラドンガス等)」、「保全すべき湿地等(ラムサール条約で指定された湿地)」については、物件特性に応じ追加することも可能です。

エンジニアリングレポートの標準であるPhaseⅠ評価では、アスベスト含有あるいは含有の可能性のある吹付材による人体へ与える影響の有無を、資料調査・現地調査・ヒアリング調査により評価します。

オプションのPhaseⅡ評価では、アスベスト含有の可能性のある吹付材のサンプリング・分析を行い、含有状況を確認し対策の要否を評価します。

エンジニアリングレポートの標準であるPhaseⅠ評価では、PCB含有あるいは含有の可能性のある建築仕上げ・建築設備等の使用・保管に伴うリスクの有無を、資料調査・現地調査・ヒアリング調査により評価します。

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